高品質素材の詰め物
アマルガムは長い間,充填材として使用されてきましたが,水銀を含有していることから有害性が議論のテーマになりました。特に,妊婦,腎臓病患者,アレルギー症の患者,幼児などへの使用は避けることが推奨されています。多くの患者が不安を抱き,議論も賛否に大きく分かれていることから,当医院は開設時からアマルガムは使用しない方針を保っています。
近年,歯の色もナチュラルで,且つ美しさの要望にも十分に応える多くの高品質の素材が開発されています。これらの複合素材はセラミック充填材を含む合成樹脂の土台で構成され,1回の歯科治療で歯の中に付着・固定させることができます。しかし,複雑なので時間と労力を要し,品質を落とさないために治療中は些細な間違いも許されません。表面を広げるために,エナメル質や歯質の部分を特殊な酸で前処理した後,歯と充填材の結合を最適にするために化学接着剤を塗布します。素材は少量づつ塗り,薄膜の層ごとに紫外線で硬化させます。治療を行っている間はずっと,唾が歯にかからないように気をつけます。歯の光沢と弗化は連結します。
インレーは,金合金またはセラミックを用いて歯科技師が製作します。
初診において,虫歯の治療を行った後,インレーの準備として仮の詰め物を装着し,2回目の治療のときに完成したインレーを入れます。
損傷した古いアマルガムの詰め物は,特殊なラバーダムを用いて除去します。これにより,研削による最小の粒子でも口の中に残ったり,飲み込んだりすることを防ぎます。
法定健康保険では,アマルガムのような時間や労力を要する技術(コンポジット)の詰め物の場合,一部のコストが補助金として支払われます。金やセラミックのインレイも同様に一部がカバーされます。
当院では,初期の段階で虫歯を診断するために,ダイアグノデント・ペンを用いています。ダイアグノデント・ペンは,特殊なレーザー蛍光度測定によって虫歯を診断できる装置です。この方法は,レントゲン撮影を行うことなく,低侵襲治療が可能なので,小さな子どもや妊婦の方に適しています。
光ファイバー透照診(FOTI: Fiber Optic Transillumination)では,歯の「透視」を行うので,歯の隙間に隠れたカリエスを診断することができます。このような小さな「懐中電灯」は特に子どものために適しています。
高解像度のディジタル・レントゲン撮影(咬翼法)を行うと,診断が容易にできます。
当歯科医では患者の方が待つ必要がないような時間管理を行っています。
当歯科医院にはひとつの目標があります。みなさんの歯の健康です。そのためにあらゆる努力を惜しみません。
トーンハレ通りはデュッセルドルフ中心のシャドー通りに直接交差している通りです。
アドバイスの話し合いのときは患者の方と一緒に,最良の治療を考えます。